支援報告

フィリピンの子供たちの絵を展示

年賀状のシーズンに行ったレインボーキャンペーン
書き損じハガキを寄付していただき、フィリピンの子供たちに
クレヨンを贈ろうというキャンペーンをしました。
詳細は、こちらからご覧ください。



届いたクレヨンを使って子供たちが描いた絵が、送られてきたので
ショップで展示しています。



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山や木が、川が、虹が… フィリピンの美しい自然が描かれています。

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お買い物にいらした時には、ぜひご覧下さい。



この活動は、来年も行います。
年賀状に限りませんので、書き損じはがきがありましたら
常時、レジの横に回収箱が置いてありますのでご寄附ください。

ご希望の方は紙袋が置いてあるので、それに入れて投入して下さい。

【WE講座】 カンボジアについて

カンボジアの現状

首都プノンペンにはビルも建ち、経済成長はこの10年で約3倍に、
でも、農村部では相変わらず3人に1人が貧困ライン以下の暮らしを
しています。

そんな農村部で、住民たちの生計向上を目指した農業の研修を
長年続けているJVCの活動について伺いました。


JVCの活動

主食であるコメ作りの栽培技術の研修を行い、幼苗一本植え
実践することで収穫は二倍になりました。
うまくいかなかった世帯には、収穫後の検証をしたり、
住民同士で学びあう機会も提供しています。
家庭菜園(栄養菜園と呼ぶ)での野菜栽培を普及させ、生計を
助けるだけでなく、栄養改善~健康にも留意するようになりました。

技術訓練校で技術者の養成、整備工場の収入で農村の子供が
無料で学ぶ機会を提供し、今では自立運営を達成しています。等々

長年、農村の暮らしの中で続けている活動は実情に合ったもの
であることを感じました。

いろいろ伺った中から少しだけ紹介します。

家庭菜園は主に女性が携わっていて、近隣の人と種の交換をしたり、
料理コンテストを開き栄養について学ぶ機会にもなっている。
新鮮な野菜を食べられると共に、保存のために共同で食品加工も
していて塩・酢・砂糖に漬けたり干したり…大根はたくあん風とか。
子供の栄養失調が多いのだが、その改善にも役立っている。

こういう新しい挑戦や、近隣の人たちと楽しく交流しながら
進めていくことは女性の方が得意なようで、野菜作りは確実に
広まっているそう。  女性パワーを感じました。

また、一年中気候の温暖なカンボジアでは、乾季米の栽培もできるのだが
灌漑用水が整備されていないし、地下水をくみ上げるのは燃料代がかかり、
地下水の減少で将来にも影響が出る…と難しかった。

ある洪水の時、大切な牛を高台に上げてシートで雨除けの屋根を作ったが、
次に行った時、そのシートを洪水でできた池に張って水をせき止め、
その水を使って乾季米の栽培に取り組んでいたそう。
その工夫にびっくりしたそうです。

収量を増やすためのJVCの研修の積み重ねが、農民たちが自ら
改善していこうとする積極的な気持ちに繋がったように思いました。



最後に

 近年豊かになってきたように見えるカンボジアだが、豊かさは
  平均値ではない
。都市部と農村部では大きなギャップがあります。

 世代間の格差を作ってはいけない。将来に渡って続けられるものを
  実践していかないと。 日本にも通じるものですね。

 銀行ができてお金を借りられるようになった一方、担保で土地を
  簡単に失うことがあり、家を失った人は都市部のスラムに移り、
  安い労働力になって外国の企業に使われています。
  日本に住む私たちが安価なものを購入できるのも、この仕組みから。
  世界は繋がっていることを心に留めておきたいです。

カンボジアは今、政局もかなり安定したので多くの団体が入って
いますが、学校を建てたり橋を造ったりの支援が多いそうです。
それは目に見えるわかりやすいものでしょうが、JVCのような
人々の暮らしそのものを改善するための長期にわたる支援こそ、
一番必要とされているように思いました。

カンボジアについていろいろなことを知ることができました。
山崎さん、たくさんの報告をありがとうございました。

       (尚、この色のところは、私の感じたことです)